隣の女の子と看護婦さん

手術の次の日から早く回復するように歩かなければいけない。起き上がろうとするも、お腹の傷が「イターい!!」。朝も夜も代わる代わる来てくれる担当の看護婦さんたちがハツラツ、元気でかわいい。ここはいいところを見せたいと、補助なしで着替え歩いたら「すごーい!普通はふらつきますよ」と褒めてもらえた笑。

入院の日に書いた、隣の女の子(吉岡里帆ではなく木村カエラちゃん風。パーカーのフードを被り、不良っぽくあるく美人さん)はほとんどの看護婦さんとタメ口で話してて仲良し。抗がん剤の治療で長く入院している様子。もうすぐ外泊みたいで、いろんな看護婦さんに「お寿司食べるのいいかな?」「貝類はやめといたほうがいいよ」と何度も同じやりとり。声が弾んでいて、隣から「寿司だいじょうぶだよー」っと耳を済まし応援していた。

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食べ物の話は止まらない。濃いカルピスが好きみたいで、「桃味が自販機に入ったよ」と看護婦さん。「桃やばくない?」「桃やばい!!」と興奮気味のふたり。「momo YABAI!!!」お隣から連呼。
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私は洗脳されたのか、桃が頭から離れず何でもいいから桃の物を・・・っと退院前夜、下のローソンで「桃の飲むヨーグルト」を見つけ、病室に持ち帰り、そ〜っとベットでカットされた桃をストローで吸い込んだ。大満足だった。結局、隣の彼女とは目を合わせず通りすがりにお辞儀したくらい。1番食べたいと言っていたうには食べれたかな。タメ口で話してみたかった。

【おまけ】
日に日に人が増え4人部屋は満室。再び絵、登場。
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カーテンを開けて過ごす人はいない、みんな終始カーテンクローズ。
同じような病気で治療している人たちと思われる。手術後、食事制限があるのになぜだかいろんなところから
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「ボリボリ」「ボリボリ」と聞こえる。食べてる人いますけどーーー!!!言いつけなかった。

つづく

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