大好きな土手

実家はいろいろあって落ち着かない場所。
(両親の仕事が終わるのが遅い関係で、私は小さい頃から高校生まで徒歩2分のバアバん家で暮らしてた。バアバん家が落ち着く場所だったというと母悲しむのでここだけの話。)

わたしは早く起き、大好きな土手で1人朝ごはんすることにした。朝ごはんを買いにセブンイレブンに向かいながら、緑の爪を落とさなきゃなぁと眺める。

兄「趣味悪い色じゃのう。田舎はすぐ噂になるけーとってくれや」
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さすがに、葬式は落とすけど。田舎はね、そうそう。だから都会が楽です。

大好きな土手。
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朝ごはん
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朝ごはんが大好き。川の音を聞きながら朝ごはんだなんて、超贅沢!と噛み締めてると、知らないおばちゃんきて、隣に座られ世間話(20分くらい)して、帰ってった。

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次の日も同じ場所で、同じ朝ごはんを買い、まさかまた同じおばちゃんに会うという(デシャブかよ)

日に日に弱っていく父。だしまきともうんともすんともいわなくなった。私はひとまず東京に帰ることにした。

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